ツバメ作製しました
会社の元同僚の奥様から、ツバメの作製をご依頼いただきました。ツバメの作製は初めてでしたので、事前にwebなどからツバメに関する情報や写真などの資料を収集しました。
ツバメは繁殖のために、春に日本に渡来して秋ごろまで過ごす夏鳥,いわゆる「渡り鳥」です。優れた帰巣本能を持ち、一度巣作りをした場所に、毎年、巣をかけて子育てすることから、幸運や家庭円満の象徴とされ、古くから人間に親しまれています。ただ、最近、餌となる昆虫の減少(農薬使用や環境変化)、巣作りの場所の減少(西洋風家屋の増加、軒がない建物、巣の撤去)などにより、日本全国でツバメは減少傾向にあることが心配です。
ツバメは、色彩的に光沢のある青黒い背中、白いお腹、赤褐色の喉が特徴です。
また、ツバメの体形は独特で,大きくて長く尖った翼に燕尾服(えんびふく)の由来にもなった長く二股に分かれた凹型の尾羽,短いけど幅広の嘴、という特徴があります。これはツバメの生活パターンに関係しており,尖った翼は高速飛行の得意な鳥の特徴、体に対して大きな翼や凹型の尾羽は小回りの利く飛行,長い翼は渡りのときの長距離飛行に有利なのだそうです。また,短くて幅の広い嘴は大きく開き,飛んでいる昆虫を捕らえるのに適しています。
もう一つのツバメの形態的特徴は足が短いことです。それには、いくつかの理由があると考えられています。
① 空中生活への適応:ツバメは飛行時間が非常に長く、生活のほとんどを空中で過ごしていることから地上を歩いたりするための長い足は必要がない。
② 空気抵抗の低減: 短い足は飛行中の空気抵抗を最小限に抑え、エネルギー効率の良い飛行を可能にする。
③ 巣への出入り: 巣は通常、壁や軒先などの垂直な場所や狭い隙間に作られるので、短い足は、これらの狭い場所や巣への出入りに適している。
このように、ツバメは、短い足と対照的に、速く飛ぶための長くて鋭い翼と、飛行中に昆虫を捕らえるための広い口といった特徴的な身体的特徴を持っており、これらの特徴から、彼らの空中での生活様式に完全に適応していることがよく分かります。